どこを目指せばいいのだろうか？

人生は死ぬまで探求、終わりない・・・。

目の前の現実は、僕が創っている。

そうだとするなら、

もっともっと、思い通りの現実にするなら

どうしたらいいのか。

答えは、自分自身と向き合うこと。

自分を理解すること。

僕自身のことをお伝えします。

僕は、ある列車に乗っていました。

でも、途中でその列車を降りるという決断をしました。

それなのに、一度、降りた列車にまた乗ろうとしていました。

ずっと、レールに沿って生きてきたいから、

また列車に乗って生きていくことしか知らなかったのです。

列車を降りる人なんていません。

ほとんどの人は列車に乗っています。

レールに沿って歩いていたら、

同じところへ行けるのではないかと

列車を降りた後もレール沿いを歩いて生きていました。

列車が通り過ぎる度に、

もう一度乗りたいと思い、

列車に乗ったままだったら、

今頃どうなっていたのだろうかと思いを巡らせてました。

列車を降りた自分を、

どこかで認めたくなくて、

受け入れたくなくて

線路から離れられませんでした。

列車を降りてしまったことを後悔し、

そんな自分を責め続けていました。

列車に乗っていない自分は価値がなく、

ダメな人間だと、

自分を否定し続けていました。

でも、二度とその列車に乗ることはできないのに・・・。

列車から降りた僕には、

どこへ向かえばいいのか分かりません。

だから、レール沿いを歩いていました。

レールから離れたいけど、離れなれない。

だから苦しかったんです。

どういうルートを通っても

行先は同じかもしれないと思えたら

レールを離れる覚悟ができました。

あの列車に乗ったままのルートではないけど、

きっと、僕が目指すべきどこかへたどり着けると、

そう信じられるようになりました。

列車に乗って生きるという世界からすると、

列車から降りちゃったかわいそうな人

列車に乗れない残念な人

なのかもしれないです。

でも、列車に乗って生きるだけが全てではなく、

世界にはいろいろな生き方があると気づくと

心が軽く、自由になれました。

そういう広い世界では

自分の力で歩いている人

自分の好きな道で進んでいる自由な人

です。

レールに沿って、列車に乗ったまま

生きることしか知らなければ

確かに、僕は敗者で、脱落者で、

残念でかわいそうな人だと思います。

でも、レールに沿て、列車に乗らない

生き方があることに気づくと

僕は、好きな道を選べて、いつでも変化できる、

自由な人になれました。