自信がない自分が嫌

自信がないと、不安で落ち着かなくなります。

心ここに在らずで

ソワソワして

集中することが難しいですね。

自信がないから、人の意見に左右されがちです。

本当はこうしたいのだけど

周りから言われるので

変えたり、やめたりすることもあるかもしれません。

失敗したらどうしよう？

反対されたらどうしよう？

不安が大きく膨れ上がって

押し潰されそうになることもあるかもしれません。

だから、自信を持ちたい。

そんな思いが強くなってしまいます。

自信があって、堂々としている人が羨ましく

自信がない自分が情けなく弱々しく見えてしまいます。

自信に満ちあふれる自分になれたら

どんなに気分よく過ごせるだろうか？

不安がなくなれば

どんなに毎日が楽しく過ごせるだろうか？

そうやって

「自信のない自分」を悪者にしてしまいます。

でも、本当に「自信のない自分」が

いなくなってもいいのですか？

自信がないことで

あなたに恩恵はありませんでしたか？

自信がないから

慎重に、慎重に、冷静に考え

行動することができていたはずです。

その結果、大きな失敗を回避できたと思います。

自信がないから

たくさん学び、知識や教養を身につけて

経験値を積むことができたはずです。

その結果、予想外の出来事にも

柔軟に対処できたと思います。

そうやって、「自信がない」ことで

これまで、何度も恩恵に与かっていたのです。

自信がないあなただからこそ

たとえ、多少遠回りでも

うまくできたことがあったはずです。

自信のない自分が嫌だと思うと

「自信のない自分」を否定してしまいます。

こんな自分ではダメ

もっと、〇〇な自分になりたい。

でも、あなたはあなたです。

自信がないあなたのままで

自信がないあなただから

輝けるのだと思います。

自信のない自分を消そうとする前に

「自信のない自分」の恩恵を探していくと

受け入れることができるようになると思います。

その上で、自信がないと

どんなことが困るのか

本当に困ることなのか

考えてみてください。

反対に、自信があることで

困ることもあるはずです。

「自信がない自分」

「自信がある自分」

を、いろいろな側面で見てみてください。

そこに、あなたらしさが隠れています。

あなたの人生の輝きを見つけくださいね。

「自信のない自分」を否定し

自信を持とうとするよりも

「自信のない自分」をわかってあげることから

始めてあげてくださいね。